PROCESS

家を建てようと思った時から完成までの流れです。しっかりサポートしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

1.お問い合わせ・事前相談

ご興味をお持ちいただけたら、まずはお電話もしくは問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。日程調整の上、じっくりとお話を聞かせていただきます。

 

具体的な条件、敷地の状況、ご予算はもちろん、一日のすごし方やどんな生活や空間づくりをされたいのかというイメージ、趣味、お好きな家具や照明、音楽、、、など、ライフスタイルにかかわる様々なことをお聞かせください。雑誌等の気に入った資料をお持ちいただいても結構です。

 

建設地が未定、あるいは候補地を迷っている場合でもご相談下さい。設計の立場からアドバイスをさせて頂きます。


2.敷地調査・法的条件の確認

建設予定地が決まっていましたら、敷地調査を行います。土地の形状・隣接条件・接道条件・方位・日照・風の通り方等、家づくりに関わるヒントを観察します。

 

また併行して、市役所等の行政機関にヒアリングを行い、条例・その他規則等を調査し、法的条件を確認します。


3.参考プランのご提案

お打ち合わせをもとに参考プランを作成します。作成しました参考プランをもとにご検討ください。

 

同時に概算の設計監理料、お支払い計画、プロジェクトのながれをご提示いたします。設計監理料は、住宅の場合で総工事費の10%程度を目安にお考え下さい。

 

参考プランをやり取りをして、設計を依頼するかを決めていただきます。

 

ここまでは特殊な場合を除き料金はかかりません。


4.設計契約

 設計のご依頼を戴くことになりましたら、設計契約(建築設計・監理等業務委託契約)を結びます。

 

ここでは業務範囲や設計監理料、支払い条件、スケジュール等を決定し、本格的な設計のスタートとなります。

 

 


5.基本設計

さまざまなご要望や諸条件を整理して、基本計画を検討していく段階です。

 

平面図や模型等を用いて内容を検討し、基本設計図を作成します。同時に設備・構造の検討も行います。

 

作成した案に対するご意見を伺い、すまい手であるクライアントとともに理想の案を探していきます。


6.実施設計

基本設計をもとに、仕様、仕上げ、構造、断熱性能、材料、家具、建具などの建築的な詳細な納まり、給排水・衛生設備・空調換気設備、電気・照明設備、情報・警備機器などの詳細を検討していく段階です。仕上げ材料や設備機器などは、サンプルや色見本などで、具体的に相談しながら選んでいきます。

 

検討した情報を、見積用図面としてまとめます。図面には、平面図・立面図・断面図のほか、仕上表、展開図、詳細図、家具詳細図、構造図、機械設備図、電気設備図等があり、内容にあわせて必要な図面を作成します。

 

実施設計の作業は、建物の規模等にもよりますが、通常3ヶ月程度になります。


7.見積/調整

設計の内容に応じ、施工会社を2~3社選定し、見積を依頼します。

 

見積書を受け取り、図面の内容が反映されているか、見積漏れがないか、適正な単価・数量となっているか、チェックを行います。また、もし予算との開きがある場合には、内容の検討・金額の調整を行います。

そのうえで施工業者を決定します。


8.確認申請

設計内容が確定したら申請書類を作成し、審査機関や行政庁へ手続きを行います。

 

確認申請は本来は建築主であるクライアントによる提出ですが、委任状をいただき書類の作成を含め申請一切を代行します。


9.建設会社との工事契約・着工・工事監理

工事金額が確定し、確認申請がおりましたら、工事契約をしていただき、いよいよ工事スタートとなります。

 

工事中は設計図書や契約書どおりに作業が行われているか、指定の材料が使われているかに注意しながら監理を行います。工事監理中に実施設計図面に書き入れできない詳細部分を現寸で検討したり、実際に使う材料・色彩・材質等の検討・検査をし、クライアントとご相談の上最終決定していきます。

 

設計施工の住宅メーカーとは異なり、クライアントから依頼を受けた工事監理者として、工事見積もり価格の妥当性、工事の不具合ヶ所の指摘等、クライアントの立場に立った監理を行います。


10.完成・お引渡し

審査機関や行政庁への報告書を作成し、完了検査の立会いを行います。

 

また建物の仕上がりが万全であるか、工事関係者立ち会いの上で最終確認検査を行います。


11.アフターチェック

 

お引渡しの一年後、施工業者と一緒にアフターチェックをさせていただきます。

 

施工上の不具合などがあれば、修繕等に関して施工業者に指示を行います。